テレビCMの効果測定方法「GRP」とは?
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未だに力ある媒体「テレビ」
インターネット社会と言われているこの時代でも、テレビの影響力は今もなお他のメディアを圧倒しています。その理由は、人や場所を選ばず、幅広い世代、エリアに影響力を持つ唯一のメディアがテレビだからです。少し古いデータにはなりますが、「日本人とテレビ・2010」調査では、テレビは約90%以上の人が変わらず「毎日」接触するメディアであり、各メディアの評価では「報道」「娯楽」「解説」といった機能や,ニュースや情報を知る場合の「速報性」「わかりやすさ」といった特性でテレビをあげる人が最も多いという調査結果も出ています。そうは言ってもテレビCMを検討される方々にとっては「テレビCMを放映することによってどれくらいの影響力があるのか」という点は気になるところかと思います。そこで今回は、テレビCMがどれくらいの人に見られているのか、という指標として使用されている「GRP」を紹介していきたいと思います。
延べ視聴率「GRP」とは?
GRP(Gross Rating Point)とは、テレビ番組の平均視聴率にCM放送枠内で流したCM本数を乗じた数値のことです。たとえば番組の平均視聴率が10%で、その番組放送中に3本のCMを出稿した場合のGRPは、10×3=30GRPとなります。つまり、視聴率の合計です。このGRPの数値が高ければ高いほどCMが多くの世帯で見られていると判断されます。始めてCMを検討される方の多くは、「CMはいくらくらいかかるのか」「1本いくらで流せるのか」いうことを気にされる場合が多いです。しかし、実際にはCMを何本打ったのか、ということはあまり重要ではなく、テレビCMにおいて、大切なのはこの「GRP」を重要視します。一般的に400GRPくらいから効果が表れ始めると言われているので、ここを一つの指標にしてみるといいかもしれません。400GRPをとるにはどのくらいかかるのかという点は、エリアによって異なってきますので、まずは弊社までご相談下さい!