番組とコマーシャルの関係
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放送の構成単位となる番組とは
放送の構成単位となる番組とは。本編・提供・コマーシャル(CM)・ステーションブレイク(SB)のパッケージされたものを呼びますが、まれに提供やCMのない番組もあります。それぞれの番組は、媒体価値の指標となる視聴率を高めるために、本編中のCM時間の長さや位置を考慮して構成されています。なお番組中のCM時間は、番組の放送時間によって一定の基準に従っています。
様々なCMの種類
CMとは番組提供社の広告を放送する時間(枠)のことで、タイムCMとかプログラム・コマーシャルと呼ばれ、番組の前後に社名や商品名が表示(番組提供)できます。オープニング後の提供表示に続いて放送するCMを前CM、エンディング前の提供表示直前に放送するCMを後CM、また番組の途中に入るCMを中CMと呼びます。例外的に、番組のオープニング前に放送するCMをカウキャッチャー(CC)、番組のエンディング後に放送するCMをヒッチハイク(HH)と呼びます。また提供のない番組のCMは、パーティシペーティング・コマーシャル(PT)と呼ばれています。SBは、もともとは前の番組と次の番組とを切り替えるために技術上必要な時間でしたが、現在はその切り替え時間をCM放送枠として活用しています。この枠は番組提供と番組提供の間に位置することから、スポットCM枠としてそれぞれの番組提供社とは別個にセールスを行っています。
まとめ…
今回CMについて簡単にご紹介しましたが、CMにはさまざまな種類がありその種類ごとにより金額も変わってきます。主にPTとSBでは広告の意味も変わってきます。番組に提供につくことでのメリットや、番組と番組の間にCMをお流しすることでの効果もそれぞれ期待できます。さらに広告にはさまざまな規定もございます。詳しい内容はまた改めてご紹介いたします。